
昨年11月頃から異変が起きてまして。
自分が描く絵が嫌いになっていました。よくある話ですが、絵は自分自身の投影であり、絵を描くことは言わば鏡と向き合うようなことであると。
お恥ずかしいことに今なおこの症状は続いています。
それでも絵を描いています。
描くたびに嫌いだし、つまらないし、何も生まれない。そう思いながら描いてます。
なぜでしょう。
描くことは私が生きていることであるからに他ならないのです。
辞めてしまったら、きっと生きられない。
そんな気がしています。
時間という生を削って描いているんです。
いつも最高に仕上げたい、って思いながら描いています。
正直、こうした心中をブログに出すことは良くないことであると思ってます。
見た人を笑顔にする絵をモットーにしている以上、私自身に闇が存在してはいけないんだと思ってます。
ええ。
この症状の原因は分かってるんですよ。
今ある自分の現状に納得しないまま進んでいるからです。
3.11震災以降焦ることが多くて、大きな壁にぶつかった感じがありました。
壁は、越えられないまま、今なお道をふさいでいます。
壁を壊す力を、壁を乗り越える勇気を、両方兼ね備えていない今はつらいばかりで。
しっかり立て直そうと思います。
じっくり傷を癒そうと思います。
SNS閲覧に自主制限をかけたのもその理由です。
自分を見失いそうで。
(あっ、でもメッセージ等は分かるようにしてありますので大丈夫です。)
他は他、ウチはウチ。これって結構大切なんだな、と今思いました。
映画「サトラレ」のように他人の思考が閲覧できる現在、飲みこまれると本当に軸がブレて大変です。
そんな感じで最近は描いてます。
でも絵活動でやりたいことはたくさんあります。
企画書作ってます。
それをパワーに変えて今年は突っ走りたいです。決意。
こうしてブログに綴ることで、自分は何と戦うべきなのかを整理できていいですね。
チラシの裏に書いたような内容ですが・・・