カケルノート

絵描き人カケルの独り言ブログ。+++芸術とは、己を解放すること也。その身尽き果てるまで、表現し続けよ。
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水滸伝ビギナーにならないか!?

イラストレーター仲間の小太刀ミロクさんが書かれてた記事。
「三国志ビギナーにならないか!?」を拝読し、触発された記事でございますよ。
正直三国志はあんまり分かってないんですが、なぜか水滸伝だけは一生懸命読んでたので
カケル流「水滸伝ビギナーにならないか!?」記事を書いてみようと思った次第です。
まるパクリするわけにはいかないので(※許可はいただいてます)、カケルとしての分析をまじえつつ解説していきます。

その1:水滸伝ってなんなのさ?

①ざっくり概要
 政治や社会に不満を持った豪傑が、
 滸=湖のほとりにある梁山泊という場所に集まり、政府に反乱を起こす話です。
 要するにアウトロー豪傑集団が反乱を起こすフィクション。

②日本への影響
 かの有名な「南総里見八犬伝」。あれは水滸伝の影響を受けているそうです。
 日本は「忠臣蔵」から見られるように「忠義に尽くした復讐劇」に寛容だったりします。
 そんな民族性もあり、水滸伝は日本に取り込まれていきましたというわけ。
 絵師・歌川国芳も水滸伝シリーズ描いたら人気が出ましたし。水滸伝さまさまですね。


その2:水滸伝の特徴
 水滸伝を読むにあたり、知っておかなければいけない事実がいくつかあります。

①水滸伝はフィクションである。
 史実ではないんです。史実っぽく書かれてるけど。

②水滸伝は収録されてる話の数が違うことがある。
 水滸伝は1話を1回と数えます。区切られた話の数でオチも解釈も変わる恐れがあります。
 だいたいが71回。大いに盛り上がるところで突然終了します。
 全話は120回かな。どんどん付け足されていって、そんな数になったらしいです。
 カケルは71回しか読んだことないです。

③水滸伝は総勢108人以上登場してくる。
 108つある星になぞらえて仲間が集まってくるシステムになってます。
 71回版の終盤では仲間は108人に膨れ上がります。
 当然、全員覚えられるわけないです。
 このあたりは三国志同様、主要人物さえおさえればオッケー。
 主要人物は、話の中で主観になって表現されるんで、重要な人はすぐわかるようになってます。
 登場が1行とかいう人もいるからね。ある意味不憫であるが。

④水滸伝はかなりアウトロー
 アウトローって言いたいだけではないですよ!笑
 三国志は有名になりすぎたので、残酷なシーンは翻訳されてない場合があります。
 しかし、水滸伝はまだマイナー。
 規制が入って今後出る翻訳版はどうなるか分からないですがね。
 たとえば、梁山泊に入るために意味もない殺人をしたりします。
 これではアウトローっていうかもうやりたい放題だなーと思うかもしれないですが、
 中国史ってのはそういう性格を持ってるので、水滸伝に限らず覚悟しておいたほうがいい点です。


その3:さあ、水滸伝の世界へ
 いくつか水滸伝に関するものをご紹介してみます。
 きっかけはどんなものでもいいと思うのです。
 カケルが実際に見たものを中心にご紹介します。
 まだまだ水滸伝関連のものはたくさんあるみたいです。

①書籍から
 ●「水滸伝」吉川英治
  残念ながら、未完なのです。けっこういいとこで終わるので、本当に悔やまれます。
  でも、文体が読みやすいからおすすめしてます。

 ●「水滸伝」北方謙三
  未読なんです。近いうちに読みたいです。

 ●「ものがたり水滸伝」陳舜臣
  71回版。あのながーーい水滸伝をお手軽なページ数にまとめあげています。
  水滸伝の概略を理解するのにはもってこいの一冊。

②漫画から

 ●「水滸伝」横山光輝
  三国志と同じテンションなので、顔が同じに見えるかもしれないですね。
  でも水滸伝は個性あふれるキャラ多いので、見分けつきやすいと思うのです。

②映画から

 ●「水滸伝」(1972年)
 なぜか丹波哲郎氏が出てます。そして中国語の吹き替えされてるという。
 ネタとしても最強かと。

③絵画から
 ●「通俗水滸伝豪傑百八人之一個」歌川国芳
  言わずと知れた画集。どれもカッコイイです。惚れる。

④ゲームから

 ●「幻想水滸伝」コナミ

  水滸伝をもじったシナリオになってたので、ここに挙げておきます。
  シリーズとしては5くらいまで出てるらしいですが、水滸伝原本に近いのは1だけでした。

 ●「水滸伝~天命の誓い~」コーエーテクモゲームス
  アレです。三国志と同じような感じの水滸伝版です。
  確かSFCしかなかった記憶・・・また出してくれないかな。

 ●「水滸演武」データイースト

  水滸伝による格闘ゲームです。水滸伝が好きすぎて買っちゃいました(笑)
  だいぶ昔のゲームなんですが、リメイクしてほしいですな。



最後に。
この記事を読んで水滸伝ファンが少しでも増えてくれたら嬉しいです。
やはり、フィクションなので個性あふれる豪傑たちが本当に魅力的なんですよ。
三国志も春秋戦国も好きなんですけどね、この水滸伝だけは特別です。
当時流行った感性みたいなものが詰まっていると思うのですよね。

まー、記事書くためにサイトうろうろしてたら下記の動画見つけたわけで。

まだまだ水滸伝の人気高まれるかな!と期待してます!!

ながーい記事、読んでくださってありがとうございました^^
よければ感想などどうぞ~
映画 | Comments(2) | Trackbacks(-)

Comment

No title
編集
私は逆に三国志の方しかわからないです。


「恋姫無双」「一騎当千」等のアニメを登場人物がわからないまま観てたのですが、「無双OROCHI」に出てくる三国志キャラの元がまったくわからないので、これを機に勉強してみようというのがきっかけで吉川英治先生の三国志から入って好きになりました。



私は劉備びいきがなんとなく好きではないので、国なら魏が好きです。1番人材のバランスがとれてる気がするので。




三国志と西遊記と封神演義は読んだことあるのですが、水滸伝だけはどうも…。
三国志も最初、苦手意識があったのですが…。




水滸伝もそうですが、八犬伝もなんとなく避けてます…。なんかきっかけが持てれば良いんでしょうけどね…。





横山三国志は京都国際マンガミュージアムに行ったとき、ちょっとだけ読みました。
長いのでああいう本は漫喫とか行かないと無理ですね。





ちなみにどうでも良い話ですが、私が最近よく読んでいるのは森村誠一先生の「棟末刑事」シリーズです。
森村作品は最近、BSジャパンで待望の「刺客請負人」の再放送も始まってくれたのでありがたいです。

2013年03月25日(Mon) 17:26
シバさんへ
編集
コメントありがとうございます!
魏ファンでいらっしゃいますか!私もです^^
蜀は国として成り立っていたかどうかも怪しいので・・・
水滸伝はフィクションなので倦厭されがちですが、当時の民衆が求めていたヒーロー像を知ることができるので大変興味深いです。
記事で興味を持っていただけたら幸いです
2013年04月07日(Sun) 23:21












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