カケルノート

絵描き人カケルの独り言ブログ。+++芸術とは、己を解放すること也。その身尽き果てるまで、表現し続けよ。
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見えない傷を

見えない傷を癒す方法はあるのか。
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」をレンタルで見ました。



9.11をテーマにした映画は色々と出ていたみたいですが、私は一切見てなかったのです。
おそらく直接的に関係したテーマで見たのは初めてかも。
「ものすごく~」を撮った監督さんは「リトルダンサー」を作った人でもある。
子供の表情を上手く撮る監督さんなのではないでしょうかね。

主人公オスカーの行動ひとつひとつに共感できて、最初から最後まで号泣でした。
オスカーが負った心の傷、9.11を原因とするPTSD。
心にできた穴を埋めるためにする行動(奇行?)、
オスカーはそれを「普通じゃない」と認識しながらも自らを傷つけていく。
真実を知りたいのに、真実はとても残酷で「本当は知りたくない」という心があることも認められない。
複雑、かつ、直球な表現にトコトン向き合った作品。
これは、原作はものすごく良い作品なのではないかと思うのですよ。(たぶん、読みます)

この世から去ってしまった人が遺した「生きた証」は、
時として衝撃的な真実となって遺された人へ大きな傷を負わせる。
オスカーが向き合えなかった期間の気持ちもよく分かります。
私もね、7年くらいかかりました。向き合うのに。
人が生きるということは、そういうことで。
生きていることの重さを知るからこそ、つらいわけであって。

「ものすごく~」は、3.11にも通じるところがありますが、
今の日本にこの視点で描くことはできないと思うのです。
(9.11と3.11では事件の内容が大きく違いますし。)
でもね。
3.11については、こうした映画を作って、いろいろ確認して、
「あのときつらかったけど、こうして乗り越えられたよ。あなたが(心の中に)いたから」
というような気持ちで話をしてくれる日がくることを、私は待っているのです。

あと、劇中でよく出る「I love you」という言葉。
本当に素晴らしい言葉だと思いました。
私も素直に言えるようになりたいです。
たくさんのものごとを、愛したい。
そして、たくさんの愛していることを表現したい。

本当に素晴らしい映画でした。
一人でも多くの人に、この映画を見てほしいと願います。
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